避妊薬の飲み方講座

続発性無月経と不正出血~避妊薬で治療

生理が来ないことを「無月経」といいますが、無月経には18歳まで一度も生理がない「原発性無月経」と、生理になったことがあるものの、何らかの原因で3ヶ月以上生理が来ない「続発性無月経」があります。続発性無月経は、脳の視床下部、下垂体、卵巣がうまく機能していないために起こります。たとえば、無理なダイエットやストレス、激しいスポーツでも無月経になることがあります。ただし、初潮から3年未満は生理周期が安定していない場合もあるため、問題ないケースもあります。また、閉経が近づいて生理周期が乱れることもあります。
生理周期が安定せず、少しの出血のみがある場合には、生理ではなくて不正出血かもしれません。排卵までの期間が長い場合に、子宮内膜が不安定になって出血します。排卵があるかどうかは、基礎体温を測定するとわかります。
無月経の状態が長く続くと、自力で生理を起こせる可能性が低くなります。婦人科を受診して検査を受けて、必要な治療を受けることをおすすめします。治療では、女性ホルモンの状態を調べて、ホルモン量が低下していればホルモン治療を行います。
すぐに妊娠したい場合には排卵誘発剤、妊娠を急がない場合には経口避妊薬の低用量ピルを使用します。無排卵の状態が長かった場合には、治療に時間がかかります。月経の異常に気づいたら、なるべく早く婦人科を受診しましょう。
低用量ピルは、1日1錠をなるべく同じ時間に服用します。これは、体内のホルモン濃度を一定にするためです。低用量ピル服用中は、排卵がないので妊娠することはありません。21錠タイプの低用量ピルは、1シートを飲み終えたら7日間薬を休んでから、次のシートを飲みます。28錠タイプの低用量ピルは、最後の7錠がプラセボ錠なので、1シート終了後は休まずに次のシートを飲み始めます。