避妊薬の飲み方講座

正しい避妊薬の服用方法と注意事項

経口避妊薬は日本ではピルと言う名前で知られています。ピルは世界中の女性が服用しており、特に欧米では多くの女性が服用しています。低用量ピルは医師の処方箋がないと一般の薬局では購入できません。ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンという女性ホルモンが含まれます。排卵を抑制する作用、に受精卵を着床しにくくする作用、精子を子宮に入りにくくする作用があります。ピルを正しく服用することでコンドームよりほぼ確実に避妊することが可能です。ピルには21錠タイプと28錠タイプがあります。21錠タイプは1日1錠を決められた順番どおりに服用していくもので、その後7日間は服用を停止します。その7日間の間に生理のような出血が起こります。7日の中止の後、また新しいピルシートを1日目から服用していきます。28錠タイプは最後の7日間も服用しますが、最後の7日間はホルモンが入っていない偽薬となっています。これは毎日同じ時間に飲む習慣をつけるために考えられたもので、偽薬は飲み忘れても影響はありません。偽薬を飲んでいる間の期間(7日間)に出血が起こります。ピルを飲む際の注意点は、毎日同じ時間に飲むということです。そうしなければ体内のホルモンの濃度が一定に保てないために効果が期待できなくなります。もし飲み忘れたら、24時間以上経過していなければ、その時点で飲めばOKです。24時間を超えていれば服用を一回停止します。停止してしばらくすると月経がきます。月経がくるまでは別の方法で避妊します。月経が始まったら、新しいシートでピルの服用を再開します。もし避妊が目的でないのであれば、飲み忘れて24時間以上経過していても気づいた時点で2回のみ次の日からいつもと同じ時間に飲めばOKです。基本的には喫煙者、35歳以上、妊婦、脳血管・持病のある人は服用禁止です。どうしても服用したい人は医師の診断が必要になります。

避妊薬でよくある間違った服用方法

避妊薬であるピルを服用する際には、正しく使うことが重要です。ここでいう正しい使い方とは、同じ時間に服用することなのですが、仮に服用を忘れてしまったら、決めた時間の12時間以内ならすぐに服用すれば問題はないとされています。また次に服用する時間は通常通りにするのですが、ここで間違われがちなのが、次回の服用は前回の服用の24時間以内、ということです。具体的な時間で説明しますと、仮に毎日の服用のタイミングを夜6時にしたとします。しかし何らかの理由により服用を忘れた場合は次の日の朝6時までに服用すれば問題はないとされていますが、服用したのを夜11時にしたとしても次の服用の時間は再び夜6時にするのです。決して次回の服用を夜11時に変更してはいけません。ピルには妊娠時に大量に分泌される女性ホルモンが配合されているのですが、それを定期的に摂取することで脳は身体が妊娠したと勘違いします。勘違いさせるためには体内の濃度をある程度一定にする必要があるのですが、服用の時間を忘れてしまったからと時間をずらし、そのずらした時間に合わせて服用のタイミングもずれていくと、最終的に体内の濃度が一定にならなくなる可能性があります。また服用のタイミングがずれていけば、服用そのものを忘れがちになる可能性もあり、そうなると高い避妊の効果を期待することが出来なくなるのです。またピルの中には、ホルモンの配合量が分かれている種類もあります。その場合は服用の順番を守ることも重要なポイントです。どれでもいいから服用すれば良い、という考えではやはり避妊の効果を期待することが出来なくなるので、服用の時間と必要であれば服用の順番は間違えずに守りましょう。

避妊薬の飛ばし飲みとは

避妊薬であるピルは、基本的に毎日決まった錠剤を生理期間を除いた21日間服用することで避妊効果を得るものです。しかし、忙しくてつい忘れてしまったり、気づいたら次の日になっていて飲み忘れてしまうという人も少なくないでしょう。特に、錠剤が21錠シートタイプのものだと生理期間を除いている期間がどれくらいたったのかわからなくなってしまうこともあります。ピルは、基本的には同じ時間帯に服用するのが望ましいとされていますが、いつもの服用時間帯とずれてしまっても12時間以内の服用であれば問題ありません。また、もし12時間以内から24時間以内の遅れであれば、すぐに1錠目の錠剤を飲み、残りは通常の服用時間帯に飲むようにするようにしましょう。一日に2錠飲むことになるかもしれませんが、避妊効果は得られます。しかし、24時間以上服用するのが遅れてしまったということに後から気づいた場合、この状態は飛ばし飲みと呼ばれています。飲み忘れがあったのに何も対応していない状態が飛ばし飲みであるため、飛ばし飲みの対応をする必要があります。飛ばし飲みをしている場合、いつ忘れてしまったのか自分でも覚えてない可能性が高いですが、飛ばし飲みをしてから3日以内というのがわかっていて、その期間に性交渉があった場合には妊娠してしまう可能性が高いので緊急避妊薬を使用するのが望ましいでしょう。そこで生理が普通に始まれば妊娠は回避できたことになりますので、生理期間が終わったら次のシートの服用を続けるようにしましょう。いつ飛ばし飲みをしたのかがわからず、性交渉をした場合には、ピルの服用を中止して生理が来れば妊娠していないことがわかりますが、もしいつまで経っても生理が来ない場合には婦人科に受診するように良いでしょう。
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